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| 春になると、スウェーデンヒルズ内の街路樹の下で色とりどりのチューリップたちが美しい花を咲かせる。その花びらを使って、素敵なチューリップ染めの作品を作り続けているのが、菅美恵子さん。スウェーデンヒルズに住んで14年ほどになるが、「シーズンになると、毎日早朝から花びらを拾い集めて歩くのが日課になるんですよ」と、にっこり。チューリップ染めは花びらを贅沢に使うので素材集めもなかなか大変。でも「作品を陽にかざすとキラキラ輝いて、まるで宝石のようです」。苦にするどころか、いかにも楽しそう。糸から丹念に染め上げ、それをマットやタペストリー、布コラージュなどの織物に仕上げていく菅さん。豊かな自然に包まれたスウェーデンヒルズは、創作活動には素晴らしい環境といえそうだ。「春のフキノトウに始まって秋の落ち葉、枯れ枝まで、ここには染めの素材がいっぱい。 | ブルーベリーやラズベリー、ぶどうなどにも使います」そんな自然の恵みに感謝しながら、菅さんは自然の偉大さに感動し、畏敬の念すら覚えるという。「ここからの眺めも気に入ってます。遠くには手稲や暑寒別などの山並みがぐるりと囲み、眼下にはパッチワークのような田園風景・・・・大らかな風景を眺めているとどんどん作品を作りたくなってきます」大自然の輝きやエネルギーを五感でしっかりと受けとめ、創作意欲を増しているようだ。手づくりウール『べルジェール』を主宰している菅さんは、やはり雄大な自然が広がるサロマ湖畔の近くにアトリエを構え、スウェーデンヒルズの自宅とアトリエを行ったり来たりの忙しい日々。向こうではチューリップ染めの普及にもひと役買っているが、「機会があれば、スウェーデンヒルズの住民の方々と染や織りを楽しめたらいいですね」と、嬉しそうに笑顔を輝かせた。 | |
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